車椅子男性 車椅子をご利用の方々は、何らかの理由から、車椅子を使用されていますが、下半身等がご不自由な方の他に、様々な身体の不自由さを併せてお持ちの場合があります。

 

 間取り等のご相談の際は、お付き合いが有るケースワーカーさん等と事前に確認・相談し、少しづつ間取りをまとめていく事になりますが、住まいにおける様々な暮らしの行為に、どの程度まで配慮できるか否かが、住まわれる方の満足度(使い勝手の良さ)に繋がるために、細心の注意が必要となります。

 

 当然ですが、ご高齢になるにしたがい、一般的な加齢に伴う身体の衰えも始まりますので、可能な範囲で、『どの程度先までを想定し、住まい造りを進めるか?』は、計画初期の段階で、お住まいの方と十分に練込み、間取りを計画する必要があります。

 

 今回のブログは、お住まいに於いて、車椅子使用を前提とする方に、室内外の車椅子乗換が無い事を前提間取りのご提案と、車椅子対応住宅の注意点をご紹介致します。

 

 

 

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1.初めに

 日本福祉車両未来未来研究会のホームページによると、日本の在宅の身体障がい者数は、約358万人。そのうち肢体不自由者は181万人とされています。(出典・調査年等は不明)。つまり、約半数近くが身体の運動機能に障がいのある方たちで、その数は年を経るごとに増えてきているそうです。(記事引用)

 

また、電動車いす安全普及協会によると、電動車いすの需要(出荷台数)は、この10年程は、年平均で20,000台を推移しており、年々増加傾向にあるそうです。(記事引用)

 

 

車椅子で入車 これらの事から、超高齢社会の日本国内では、生まれながらの身体ご不自由の方に加え、事故(交通・スポーツなど)による突発的な身体のご不自由な方や、ご高齢にの為に身体のご不自由が発生し、車椅子を利用される方々が増えているのです。

 

 

 公設の福祉施設拡充(新築・増築など)の限界も有り、更に重要な事は、その方々の多くの方は、施設での日常生活ではなく、ご自宅での日常生活をご要望されており、その事を踏まえ、行政側は、在宅介護等の補助金の政策を実施しています。

 

 

 サイト主催者の個人的な経験ですが、大学は建築科の車椅子対応を含めた福祉計画の研究室に所属し学びましたが、偶然に大学生時代の友人の実家を研究室の教授が、設計を担当されたようですが、友人の話では、『不充分な点が多く、家族が困った為に、友人が改良工事を手伝った』との事でした。

 

 

 住まいの造り手側である、建設会社や工務店様、設計士等は、このような社会的な背景を前提に、真摯に住まい造りに取組む事が要望されているのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

2.車いす対応住宅の特性を知る

 皆さんは、車いす対応住宅と呼ばれる住まいをご見学された事はおありでしょうか?

 サイトの冒頭でご紹介しましたように、基本的に下半身(下肢)がご不自由方が暮らされる住まいですが、間取りを作成する場合は、以下の特性に注意し設計することが重要です。

 

 車いす対応住宅の5つの特性 

特性①|建設費用に影響しますが、可能な場合、建築モジュールは木造で@1,000㎜を採用。(トイレ利用時や、通路幅、車椅子回転域確保の為に)

特性②|使用車椅子のメーカー及び機種を確認し、屋内・外用の乗換希望を確認。

特性③|在宅勤務か通勤か確認し、玄関昇降時はリフト使用か自走を確認。

特性④|基本的に車椅子回転域は、Φ1,500㎜前後とするが、住まい手様に確認。

特性⑤|ケースワーカー・住まい手様のどちらも下肢以外の身体ご不自由内容を詳細確認

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.車いす対応住宅特性を間取に反映する具体的手法

■特性①|建設費用に影響しますが、可能な場合、建築モジュールは木造で@1,000㎜を採用。(トイレ利用時や、通路幅、車椅子回転域確保の為に)

 

 

対策1|木材は、日本国内では従来から@910で施工される長さで製材されていますが、最近では、@1,000で施工される場合もあります。メリットとしては、車いすでの移動を前提とした場合、廊下や扉の出入り時に空間に余裕が出て、住まい手が楽に移動でき、暮らしのストレスが少なくて済む事と空間に余裕がある事が挙げられます。

対策2|間取りを作成する各空間により、モジュールを活かした寸法を採用し、間取りを構成します。一例として、従来の場合の扉有効幅が、730㎜前後が820㎜前後となり、廊下の通路幅は従来780㎜前後が870㎜前後となり、ゆとりが出てきます。

 

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■特性②|使用車椅子のメーカー及び機種を確認し、屋内・外用の乗換希望を確認。

 

対策1車いすは、最近ではオーダー品もあり、その特性を知ることは難しくなりますが、何れの場合も、住まい手が使用される車いす機種を確認し、各部の寸法詳細(特に、幅・奥行・高さ[座面・手押ハンドル]等)を把握し設計する必要がります。

対策2今回の間取りは、建設費用削減と目的に、車いすの乗換が無い事を前提に間取り図を計画しました。屋内・外用の車いす乗換をする場合は、その為のスペースか器具等を使用する為に、住まい手の身体特性と併せて事前確認し、設計に反映します。

 

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特性③|在宅勤務か通勤か確認し、玄関昇降時はリフト使用か自走を確認。

 

対策1外出時の準備で、通勤される方の場合は、少なくとも朝の出勤時と夜の帰宅時が有り、その際に住まい手が、『どのような行為の流れで住まいの出入りをされるか・されたいか?』が重要です。

対策2極力、玄関は段差が無い事が前提ですが、玄関床のお掃除は、どちらのご家庭でも必要な事となり、段差がない玄関と玄関ホールの床をどのようにデザインし、使い勝手を良くするか工夫が必要です。 
 特に、昇降時に昇降器具を使用せず、自走にて昇降する場合で、車いすを乗換無い時は、車いす車輪の清掃をどのようにするか、住まい手とケースワーカー様のと充分な確認が必要となります。

 

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■特性④|基本的に車椅子回転域は、Φ1,500㎜前後とするが、住まい手様に確認。

 

対策1上肢の可動に問題がない場合は、一般的な車いすの回転域は、Φ1,500㎜前後とされていますが、個々人の身体特性により、微妙に違いが有るために、一番のお薦めは建築資材・設備機器等のメーカーショールーム等で、車いすを含めた行動特性や行動域など体験可能なコーナー等を活用し検証することが重要です。

対策2最近では、多種多様な車いすが製造販売されており、製造メーカーの取扱説明書を含め、メーカーへの確認も平衡し実施します。

 

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■特性⑤|ケースワーカー・住まい手様のどちらも下肢以外の身体ご不自由内容を詳細確認

 

対策1車いすでトイレを使用する場合、一時的にご自分の足で立てる方とそうでない場合とでは、便器への移乗(車いすから便器に乗り移る事)方法が異なります。また、ご夫婦で身体特性は、異なる為に細部に渡り慎重なヒアリング・確認・調整が必要です。

 

対策2特に、利き腕がご夫婦で異なる場合で、家事などで分担がある場合やご夫婦共に家事される場合などは、行為のし易さの為に、余分な空間が必要となる場合があります。
 ケースワーカー・住まい手様のどちらにも、下肢以外のお身体の不自由内容をより具体的に確認します。

 

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❑ご夫婦 車いす対応 平屋住宅のご提案間取り図❑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.この間取りの全体設計方針

①この間取は、屋内外用の車いすへの乗換が無い場合として、且つ、上肢の不自由が無い場合を前提に間取りを計画しています。

②車いすご利用の夫婦のみの間取とし、お子様たちご家族が宿泊される場合の予備室などを含めない間取となっています。

③居室等の配置計画では、ご計画の敷地が、南面道路か東側道路の接道(ご計画敷地がどちらの方位にせっしているか)場合を前提に、お仕事にて車を利用し外出され方を前提としています。を実施しました。

比較的に建設費用が低減される正方形に近い間取りと、玄関ポーチを除外し、矩形(凹凸が少ない四角形)にて間取りをご提案しています。

⑤『MY HOME-STYLE住まい設計工房』では、収納率(床面積に対する収納部面積の割合)目標値を8%~10%としています。

今回のご夫婦車いす対応平屋住宅の間取りは9.37%となりますが、実質は、一般的に座った姿勢で手が届く範囲が収納可能となるために、5%~6%程度となるでしょう。

 

 

 

 
 
 
 
 

 

 

 

5.この間取りの適応敷地

①接道南面が一番適切です。東側でも可能ですが、掲載間取り図と同等の駐車スペースからお住いへのアプローチ迄の距離確保が必要となります。

②敷地の間口|建物間口に加え、東西の隣地境界線側は有効で1メートル程離した配置が一般的です。よって、建物間口の9メートルを加え、合計で約11メートルとなります。

③敷地の奥行|建物奥行に加え、南側駐車場からのアプローチ距離確保と北側隣地境界線側は有効で1メートル程離した配置として、建物奥行の8メートルを加え、合計で約17メートルとなります。計画敷地面積は、約190㎡(57坪程)となります。

 

 

 

 

 

 

 

6.この間取りの詳細設計指針

白黒イラストdoor_open_32020-300x300❑玄関・ホール|コンパクトで車いす回転域を確保した最小限な広さです。玄関ホールを含めて、靴入収納を確保します。ホールとの段差は無くすように、建物外部の玄関ポーチ迄の距離で段差解消を実施しています。

 

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❑トイレ便器の左右のどちらからでもアプローチ可能なトイレで、手洗器は別に設置します。

・車いす利用が前提のために、車椅子回転域φ1500㎜を確保しています。

・ご来客様が利用可能で、且つ、リビングと寝室からも利用可能な位置とし、高齢になった場合でも、冬の夜間利用時にヒートショックの影響を受けにくいように、トイレへはクローゼットを経由し移動するようにしています。

・排便を促進し易くなり、排泄後の処理が楽なように温水洗浄暖房便座を設置しています。

 

 

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❑リビング・ダイニングご夫婦お二人の使用となりますが、ご近隣の方々との会食やティータイムが可能なようにL・Dは、ワンルーム的に使用可能です。積極的に地域と交流が図れるようにスペースにゆとり(LDで14帖)を持たせています。

・ソファーは、車いす使用者が利用される為に、一般的な規格品家具ではなく、ご夫婦の特性に併せた仕様でオーダー家具(造作家具)の方が、使い勝手が良くなります。(家具の日焼け防止の庇など配慮が必要)

・TVボード類は、リビング奥側の間仕切り壁に配置し、陽の光の反射によるTVの見難さを解消します。

・掃除機などが収納可能な固定位置の物入れをL・D内に2箇所備えています。ソファー下の物入れも併設が望ましいでしょう。

 

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❑キッチンキャビネット配置と車いす回転域を確保し、L字型配置でシンク側の長さはコーナー含め3m(メートル)、コンロ側の長さは、コーナー含め2m確保しています。

 ご夫婦共に調理をされる場合は、キッチンベースが昇降するキッチン(アビリティーさん提供ベースキャビネット昇降キッチン)がお薦め(L字型は残念ですがありません。直線I型のタイプのみ)です。キッチンベースが昇降するキッチンは、市販品でも他に数社あります。

キッチンの高さ調整が必要な場合は、市販品の昇降金具を使用し、オーダー家具(造作家具)として制作する選択しもあります。キャビネットのレイアウト等、市販品で好みが合わない場合は、お薦めです。

・冷蔵庫は、最低分としてキッチン下配置を想定。主寝室にも補充分として配置可能としています。

 

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ガラス製洗面ボール❑洗面・脱衣室|寝室付属として設計しており、リネン類は寝室側と共有します。

・将来的に介護が必要になった時を考慮し、浴室まで直線的配置な為に、介護用リフトが取付可能な間取りです。

・出入口は連動3枚引戸(住まい手の特性に合わせます)を採用し車椅子で通過可能な幅を確保しています。

・暮らし易さを前提に、窓による自然換気以外にも機械式換気方式を採用します。

 

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❑浴 室一般的な浴室と比較し、少しゆとりの広さです。施工は、浴槽への移乗台や床暖房を施設する為に在来工法(ユニットバス以外の手造りの浴室)で計画し、温水式の床暖房を採用します。(ユニットバスで床暖房を採用するメーカーは限定されています)

・出入口は3枚引戸を採用し車椅子で通過可能な幅を確保しています。

・将来的に介護が必要になった時を考慮し、寝室まで繋がった介護用リフトが取付可能な間取りです。

 

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❑主寝室|コンパクトな広さで、車いす回転域を確保しベッドの片袖側を壁面とした寝室です。

・ご夫婦個々の快適な睡眠を維持する為に、ベッドはツイン配置としています。このベッドの配置は、左右どちらかがご不自由な症状の方にも対応可能です。お二人共が左右どちらか同じ側がご不自由な場合は、レイアウト等を変更する必要があります。

・南側LDKとの3枚引戸と間仕切り開口部は、夏の就寝時は、自然な風の通風を考慮し開放可能とします。

 

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❑クローゼット(ウォークイン)入口は寝室側からの2枚引込戸とし開口幅有効で140㎝前後確保。トイレ側も同様な仕様としています。

冬季の就寝後は、LDKの床暖房を、『寝室+クローゼット+WC』に切換ます。

・北側の壁にハンガーパイプを取付け、下部は衣装ケースの配置です。手が届かない高い位置の衣料等を取るためにリフト式治具を使用し、収納量を確保します。

トイレまで直線的配置な為に、将来的には寝室とトイレを繋ぐ介護用リフトが取付可能な間取りです。

 

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❑カーポート一般的な車いす用の斜路の勾配は最低で1/12と規定されていますが、自分の体験と実際の利用者様からのお話では、規定の勾配の場合、登りの斜路ではかなりの力を要し、その力を維持するのは一部の若い方々か電動車いすを使用しなくては困難です。『MY HOME-STYLE住まい設計工房』では、基本的な車いすの斜路勾配を1/12ではなく、1/20の緩勾配とし、より緩やかで軽微な力で持続可能な斜路・アプローチ計画とし、外構から建物本体へのアクセスを可能とするよう配慮しています。

 

 

 

 

 

 

 

7.この間取りの欠点

①冬場、玄関先に欲しい、ホールクローク(コート類収納庫)がありません。

②トイレへの出入りが玄関から丸見えとなっており、住まい手にとっての配慮に欠ける。

③全体の収納量が床面積の10%に満たなく、少なすぎる。

 

 

 

 

 

 

 

8.まとめ

 今回の投稿では、車いすご使用のご夫婦の特性に配慮する事を優先し、設計されていますが、実際には、下肢がご不自由である事に加え、様々なお身体のご不自由が加味され生活される方々が多くいらっしゃいます。

 その場合の殆どの特性や対応策は、プライベートな情報であることからも、残念ながら共有化されることは少なく、統一した見解として活用しにくい環境です。

 建築設計士は、住まい手のご本人に加え、ケースワーカー様のご経験等を加味・熟考し、空間設計と住まい手様との確認調整を何度も遂行し、住まい手の暮らしに即した対応住宅を検討することが建築士資格者の永遠の努めではとないか自負するものです。

 

 

 

 
 
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