嵩上和室 一昔前の住宅は、ご来客向けの和室とご家族様用の寝室とリビング、ダイニングとそして勝手口があるキッチンを含めた水廻りに納戸が付いた建物が一般的な間取りでした。

 今回投稿ブログの間取りシミュレーション(ご提案間取り)では、水廻りに少しゆとりを持たせた広さで、各個室はコンパクトな広さとし、収納庫の充実を図った、総二階延べ坪31.6坪南側間口が6.37mの間取りとなります。

 

 坪単価が60万とした場合、建物本体で1800万の工事費となりますが、読者の方々がご覧になられて、この間取りのご評価は如何でしょうか?

 

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~★~☆~この度は、藤野貞雄『MY HOME-STYLE住まい設計工房』東京のブログにお立ち寄り戴き、大変ありがとうございます~☆~★~

 

 

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《 目 次 》

1.初めに
2.『MY HOME-STYLE住まい設計工房』の仕様とは
3.この間取りの全体設計方針
4.この間取りの適応敷地とは
5.この間取りの詳細設計指針
6.この間取りの欠点
7.まとめ

 

 

 

 

 

 

1.初めに

ガラス貼り浴室

 建築費用を抑える手法は様々ですが、一つの方法として誰もが分かりやすい手法が、お住まいの面積を制限し、極力小さめのお住まいづくりをご計画される事が唯一の方法となります。

 実際には、同じ坪数であっても、部屋数、収納庫の数と形態、窓の数と仕様、仕上げ材の種類等で、その額は変化しますが、総ての工事費の基準が、『個数・面積・長さなど』の数量となります。

 

 このブログは、狭小敷地の狭小住宅を目的にした住まい造りではなく、またローコスト住宅を目的に投稿したものでは無く、一般的な住宅の広さで、個室よりも水廻りの広さと収納庫の確保と使い勝手に焦点を当て、ご紹介間取りシミュレーション(ご提案間取り)となります。

 

 

 

 

 

2.『MY HOME-STYLE住まい設計工房』の仕様とは

 ここでは、『MY HOME-STYLE住まい設計工房』の設計手法として、住まい造りの仕様に関して、間取り造りに関する一部の仕様をご紹介致します。

 『MY HOME-STYLE住まい設計工房』五つの仕様特性 

特性①|個室出入口扉、収納扉などは使い勝手を優先しています。その為、同じ広さの収納庫の場合は、扉の枚数が増える傾向にありますので、建築コストは高い傾向となります。

特性②|子供室の最小面積は、基本を4.5帖以上としプランニングを検討しています。模様替え(レイアウト変更)可能な広さとし、お子様の成長や季節による変化を楽しめる事も必要との考え方を前提としています。

特性③|主寝室の最小面積は、基本を7.0帖以上としプランニングを検討しています。また建築コストが高くなる傾向ですが、メーカー既成品の出窓は断熱性能が低い為に、在来(大工さん始め各業種が関わる工法)による手作りの出窓形式を選択しています。

特性④|浴室は、一般的な間取りでよく見かける、一坪(畳二枚の広さの柱芯間寸法1,820✕1,820㎜)は、洗体時に石鹸泡が浴槽内に飛散する為に、最小サイズ1418(奥行1.400✕幅1,800㎜)以上を基本とし、余裕がある場合は1620サイズをお薦めしています。

特性⑤|トイレの扉が外開きが多い傾向にありますが、出入りする際の安全性を優先し扉に細工(事故時の救出が可能な細工)を施した内開きとしています。広さは基本を最低限畳1枚(柱芯間910✕1,820㎜)以上とし、手洗器を独立させた仕様としています。

 

 

 

 

 

 

3.この間取りの全体設計方針

計画敷地は、一般的に販売されている南側間口が比較的狭い、間口約8.5m以上とし、南側に面してダイニングとリビングを配置しています。

水廻りは、少しゆとりを持った広さとし、極力集中配置で配管工事費等を節約する工夫を施しています。

日中は、極力、照明器具を点灯せず生活可能なように窓等を配置しています。

基本的に、各空間で収納は1カ所以上を確保し、綺麗に片付く住まいを実現可能としています。

『MY HOME-STYLE住まい設計工房』では、収納率(床面積に対する収納部面積の割合)目標値を最低8%~10%としています。

今回の間取り|間口6.4m一戸建4LDKゆとりの水廻り31.5坪西玄関は、12.04%となります。

 

 

 

 

4.この間取りの適応敷地とは

①接道|(敷地に対する道路の位置関係)は、西側道路が適切です。西向きの玄関であるSIC(シューズインクローゼット)と飾棚を兼用した下駄箱を含めて、約4.5帖のスペース毎、向きを変えれば、北側接道の対応も可能となります。

 

②敷地の間口|建物間口が6.37mあり、東西面に出窓(出幅455㎜)を設置している為に、民法上の配慮(建物の外壁は、隣地境界線から50㎝以上空ける事)をすると最低でも8.5m以上の間口が必要となります。

間口6.4m戸建4LDK水回りゆとり31.5坪E 1階

間口6.4m戸建4LDK水廻りゆとり31.5坪 西玄関 1階

 

 

 

 

 

 

5.この間取りの詳細設計指針

|玄関扉イラストmedieval entrance doors from woodvector Illustration set of cartoon medieval entrance doors from wood. Pictures for 2D game design. Various forms. Isolate on white background

  • 間口1820㎜の一般的幅で、親子扉(普通の大きさの扉と小扉が二枚セットとなる物)を設置し、住まいの格と使い勝手(幅が大きな物の出し入れし易さ)を図ります。
  • 飾棚を兼用した下駄箱を配置し、おもてなしを演出します。

 

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|シューズインクローゼット靴00042299

  • コンパクトな奥行ですが、畳1.5帖強の広さです。
  • 玄関に履き換えサンダル等が無く、玄関が綺麗に片付く必須アイテムです。
  • 固定棚と可動棚を収納物によって使い分けします。バッグ類なども収納可能です。
  • 臭気対応として、換気扇とは別に窓による自然な通風を確保します。

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|トイレ

  • 畳1.5帖強の広さです。
    出典:LIXIL社様

    出典:LIXIL社様

     

  • 洗面室を経由し使用する形態で、独立した手洗器を設置したレストルームクラスです。
  • 手洗い器はカウンター付きとし、来客用のポーチなどが置かれる配慮がされています。
  • 扉は、緊急時の救護可能な細工を施し、内開きとしています。
  • 使用中のシルエットなどが窓に映らないよう、窓の位置は、便器正面ではなく壁際とし、上下階同じ配置です。

 

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|リビング・ダイニング

  • リビングは8帖。ダイニングは4.5帖の広さです。

    ダイニング吹抜け

    出典:ヤマダ・エスバイエル

  • リビングは、西向きの為に、夏の西日対策とし、前面が壁形式の出窓を採用し、両サイドには、通風と採光を考慮した縦長の窓とします。
  • リビングのソファーは、コンパクトなL型が配置可能で、ダイニング側に向かって座り、広さと開放感を味わえる向きとします。
  • ダイニングは、6人掛け用の長さ1800㎜サイズが配置可能ですので、ゆったりとお食事ができます。
  • テーブルの配置は、図面表示とは別に、キッチンと平行した配置も可能で、模様替えを楽しめるダイニングです。
  • ダイニングの東側壁面には、造り付の収納庫を設置し、掃除機や衛生用品、食器類などご家族共有の物が収納可能です。

 

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|キッチン

  • 4.5帖の広さです。料理イラスト
  • キッチンの長さは2550㎜以上が確保可能。振向いて一歩の距離の背面カウンター式収納庫で、配膳・調理作業をし易くしています。
  • パントリーコーナーを特別に設置せずに、収納庫の両端は奥行きが薄い収納庫とし、パントリーを兼用します。
  • 大型冷蔵庫は、リビングで寛ぐご家族にも使い易い様に、キッチン入口側に配置します。この位置の場合は、ご来客時でもリビングからは見えない位置となります。
  • セミオープンが臭気等の問題から気になる方の場合は、ダイニング側の開口部に引込戸と設置する事も可能な間取りです。

 

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|洗面室|

  • 1.5帖の広さです。洗面と化粧の専用の空間です。三面鏡キャビネット
  • お子様が女性で複数の場合には、重宝されるダブルシンクが配置可能です。
  • ダブルシンク不要の場合は、座位・立位でのお化粧がし易い薄型カウンターを設置します。
  • 化粧鏡は、全身が映せる物と三面鏡でお顔のサイドが見えるとより使い勝手が良くなります。
  • 唯一、窓のない閉鎖された空間となりますので、扉はガラス入りの框扉で明かりを取入れ、換気扇の設置は、当然ですが、南側のキッチンに繋がる内窓をから自然な風を通す事も可能です。

 

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|脱衣室|

  • 1.7帖の広さです。脱衣・ランドリー室
  • 大型のドラム式洗濯機が配置可能です。リネン庫と着替え用の室内着を置く事ができます。
  • 夏場の利用を考慮し、入口扉は開放可能な引戸としています。

 

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|浴 室

  • サイス゛1620のユニットバスが配置可能です。浴室ガラスドアセット
  • ユニットバスのメーカーにより窓の配置の規制がありますが、図面表記の東側窓以外に、北側の洗い場の脱衣室側にも窓の設置は可能な場合が有ります。
  • 自然な通風を考慮すると、換気扇の利用もありますが、窓は二か所が乾燥・清潔な面では理想的です。

 

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|階段室

出典 アキュラホーム様

  • 『MY HOME -STYLE 住まい設計工房』が推奨する、昇降時の危険度が幾分軽減される、廻段5段の折返し階段です。
  • 階段の上下を収納庫として活用しており、1階物入れは、ホールクロークとして、二階の腰上高物入れは、ご家族共有の物入として利用できます。

 

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間口6.4m戸建4LDK水回りゆとり31.5坪E 2階

間口6.4m戸建4LDK水廻りゆとり31.5坪 西玄関 2階

|2階トイレ

  • 約1.5帖の広さです。便器イラスト黒
  • 扉は、緊急時の救護可能な細工を施し、内開きとしています。
  • 手洗器は独立させ、ゆとりのレストルームとしています。

 

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|主寝室

  • 変型8帖の広さです。

    主寝室

    出典:HOME,S ジオ西宮北口ザ・クレール

  • 間口1間(柱芯間1,820㎜)のクローゼットが三か所配置されています。クローゼットは、収納される衣類が吸音材の役目を果たし、隣室への遮音効果を兼ねています。
  • 更に。ご家族共有の物入れを配置しています。
  • 東側は、ヘッドボードを兼ねた正面が壁式の出窓とし広さの演出と飾付を可能にしています。
  • 出窓の南北側には、自然な通風の為の窓を設置し、夏場でも、少しの朝陽が差込む工夫がされています。
  • 寝室内を経由して、バルコニーで物干が可能な間取りです。

 

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|子供室:南側|

出典:プランドゥリフォーム

出典:プランドゥリフォーム様

  • 西側に位置する為に、西側の窓ガラスは、遮熱硝子を採用します。遮熱カーテンと併用し西日対策を講じています。
  • 本棚は、可動式となりますので、転倒防止用治具が必要です。
  • 模様替え可能なコンパクトなお部屋です。

 

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|子供室:北側|

子供室

juutakudesign.com様引用

  • 本棚とクローゼットを造り付としたコンパクトな空間ですが、模様替えは可能です。
  • 東面は、通風と採光の最低限の窓開口を取付け、北側窓とあわせて通風を確保しています。

 

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|和 室|

  • 4.5帖の広さです。

    琉球畳 和室 障子

    琉球畳 和室 障子

  • ご来客向けの宿泊可能なコンパクトな空間です。
  • お布団は三つ折りで収納し、二組収納可能です。
  • 西側に配置されていますので、窓硝子は遮熱硝子を採用し、内障子も併設します。

 

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|2階廊下|あらわしトップライト

  • 日中の照明が不要なように、夏の室内にこもる暖気を上昇気流に乗せる為に、風抜きを兼用した、開閉可能なトップライトを設置しています。
  • コンパクトな最短の長さとなっています。

 

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|収納率|間口6.4m戸建4LDK水回りゆとり31.5坪 収納率『MY HOME-STYLE住まい設計工房』では、収納庫(押入・物入・クローゼット・下駄箱・本棚などの合計面積)面積をその床面積で割った値を『収納率』と定義し、その割合が8%から10%を目標値として住まい造りの目安として設計しています。
今回の間取り|間口6.4m一戸建4LDKゆとりの水廻り31.5坪西玄関は、12.04%となります。

 

 

 

 

 

 

6.この間取りの欠点

①洗面室は、無窓の空間とですので、日中は照明器具の点灯が必要となる。また、自然な風通しが難しい。
 対策|日中の照明器具点灯に関しては、予算があれば、階上の床に投光性素材を採用し明かりを取る。
 対策|自然な風通しに関しては、キッチンからつながる内窓を採用し、脱衣室・トイレからの通風を確保する。

②脱衣室に、汚れ洗い用のスロップシンクが無い。洗濯機を大型ドラム式洗濯機(前面から扉を開閉)を想定していますので、上部開閉式の全自動洗濯機の場合は、窓前にスロップシンクが配置可能となります。

③浴室窓が1箇所で通風確保に難点がある。
 対策|ユニットバスのメーカーによっては二箇所窓を設定可能です。又、在来工法(各業種ごとに手造りの作業で浴室を造る方法)であれば、窓の形状や個数は自由に設定可能です。

 

 

 

 

 

7.まとめ

 今回のご提案間取りでは、多くの方々が住まい造りの広さの目安とされる延床面積30坪(100㎡)前後の住宅を前提に、建築費用が幾分低減される総二階をテーマに、水廻りと収納庫が充実した間取り提案をしました。

 今回のご提案間取りから、30坪規模の総二階の住宅では、子供室をコンパクトな4.5帖を基本にした場合、予備室(宿泊者向け部屋)の4.5帖(二人宿泊)を2階に設置する事は、可能となる事がご理解戴けたのではないでしょうか。

 

 1階に、予備室の和室を配置する場合は、建坪(1階の建築面積:建築基準法で定められた面積で床面積とは異なります)は、今回の建坪15.75坪(52.18㎡)に予備室面積(例えば6.9帖+押入ほかで4坪)を加えた、約20.0坪以上が必要な建築面積(建坪)となります。

この間取りの計画敷地面積(必要な土地の面積)は、最低限でも建ぺい率(建築面積の敷地面積に対する割合)が50%の場合で約40.0坪以上、60%の場合で約33.0坪以上の敷地面積が必要となります。

今回投稿の間取りシミュレーションが、読者の方々の住まい造りの一助となりましたら幸甚です。

 

 

 

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~★~☆~ここ迄お読み戴き、大変ありがとうございます~☆~★~

 

 

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